• 画像切り替えサムネイル画像 その1

  • 画像切り替えサムネイル画像 その2

  • 画像切り替えサムネイル画像 その3

  • 画像切り替えサムネイル画像 その4

思ひ出 抒情小曲集

資料名(ヨミ)オモイデ ジョジョウ ショウキョクシュウ
副書名柳河版
編著者北原白秋∥著||野田宇太郎∥校訂並に制作
叢書名[日本郷土文藝叢書]
叢書番号[4]
発行日1981/06/15
出版者御花
出版地柳川
版表示8版
関連人物北原 白秋
資料コード11136
目次序詩
骨牌の女王
 金の入日に繻子の黑
 骨牌の女王の手に持てる花
 燒栗のにほひ
 黑い小猫
 足くび
 小兒と娘
 靑い小鳥
 みなし兒
 秋の日
 人形つくり
 くろんぼ
斷章 六十一
 一、今日もかなしと思ひしか
 二、ああかなしあはれかなし
 三、ああかなしあえかにもうらわかき
 四、あはれわが君おもふ
 五、暮れてゆく雨の日の
 六、あはれ友よわかき日の友よ
 七、見るとなく淚ながれぬ
 八、女子よ汝はかなし
 九、あはれ日のかりそめのものなやみ
 十、あはれあはれ色薄きかなしみの葉かげに
 十一、酒を注ぐ君のひとみの
 十二、女汝はなにか欲りする
 十三、惱ましき晩夏の日に
 十四、わが友よ
 十五、あはれ君我をそのごと
 十六、哀知る女子のために
 十七、口にな入れそ
 十八、われは思ふかの夕ありし音色を
 十九、嗚呼さみし哀れさみし
 二十、大ぞらに入日のこり
 二十一、いとけなき女の子に
 二十二、わが友はいづこにありや
 二十三、彌古りて大理石は
 二十四、泣かまほしさにわれひとり
 二十五、柔かきかかる日の
 二十六、蟬も鳴くひと日ひねもす
 二十七、そを思へばほのかにゆかし
 二十八、あはれあはれすみれの花よ
 二十九、靑梅に金の日光り
 三十、 あはれさはうち鄙びたる
 三十一、いまもなほワグネルの調に
 三十二、わが友は
 三十三、あはれ去年病みて失せにし
 三十四、あああはれ靑にぶき救世軍の
 三十五、緣日の見世ものの
 三十六、鄙びたる銳き呼子
 三十七、あはれあはれ色靑き幻燈を
 三十八、瓦斯の火のひそかにも
 三十九、忘れたる忘れたるにはあらねども
 四十、 つねのごと街をながめて
 四十一、かかるかなしき手つきして
 四十二、あかき果は草に落ち
 四十三、葬式の歸途にか
 四十四、顏のいろ蒼ざめて
 四十五、長き日の光に倦みて
 四十六、かなしかりにし昨日さへ
 四十七、廢れたる園のみどりに
 四十八、なにゆゑに汝は泣く
 四十九、あはれ人妻
 五十、 いかにせむ
 五十一、色あかき三日月
 五十二、柔らかなる日ざしに
 五十三、われは怖る
 五十四、いそがしき葬儀屋のとなり
 五十五、明日こそは面も紅めず
 五十六、色あかきデカメロンの
 五十七、あはれ鐵雄
 五十八、ほの靑く色ある硝子
 五十九、薄靑き齒科醫の屋に
 六十、 あはれあはれ灰色の線路にそひ
 六十一、新詩社にありしそのかみ
過ぎし日
 洎芙藍
 銀笛
 凾
 陰影
 淡い粉雪
 穀倉のほめき
 初戀
 泣きにしは
 薊の花
 カステラ
 散歩
 隣の屋根
 見果てぬ夢
 高機
 歌ひ時計
 朝の水面
 靑いソフトに
 意氣なホテルの
 霜
 時は逝く
おもひで
 紅き實
 車上
 身熱
 梨
 鷄頭
 椎の花
 男の顏
 水ヒアシンス
 鵞鳥と桃
 胡瓜
 源平將棊
 朝
 人生
 靑き甕
 赤足袋
 挨拶
 あかき林檎
 恐怖
 乳母の墓
生の芽生
 石竹の思ひ出
 幽靈
 願人坊
 あかんぼ
 ロンドン
 接吻
 汽車のにほひ
 どんぐり
 赤い木太刀
 糸車
 水面
 毛蟲
 かりそめのなやみ
 道ぐさ
 螢
 靑いとんぼ
 猫
 おたまじやくし
 銀のやんま
 にくしみ
 白粉花
 水蟲の列
 いさかひのあと
 爪紅
 夕日
 紙きり蟲
 わが部屋
 監獄のあと
 午後
 アラビヤンナイト物語
 敵
 たそがれどき
 赤き椿
 二人
 たはむれ
 苅麥のにほひ
 靑い鳥
TONKA JOHNの悲哀
 春のめざめ
 秘密
 太陽
 夜
 感覺
 晝のゆめ
 朱欒のかげ
 幻燈のにほひ
 雨のふる日
 BALL
 尿する和蘭陀人
 水中のをどり
 怪しき思
 金縞の蜘蛛
 兄弟
 思
 水銀の玉
 接吻の後
 たんぽぽ
柳河風俗詩
 柳河
 櫨の實
 立秋
 水路
 酒の黴
  一、金の酒をつくるは
  二、からしの花の實になる
  三、酒袋を干すとて
  四、酛すり唄のこころは
  五、麥の穂づらにさす日か
  六、人の生るるもとすら
  七、からしの花も實となり
  八、櫨の實採の來る日に
  九、ところも日をも知らねど
  十、足をそろへて磨ぐ米
  十一、ひねりもちのにほひは
  十二、微かに消えゆくゆめあり
  十三、さかづきあまたならべて
  十四、その酒のその色のにほひの
  十五、酒を釀すはわかうど
  十六、ほのかに忘れがたきは
  十七、酒屋の倉のひさしに
  十八、カンカンに身を載せて
  十九、かなしきものは刺あり
  二十、目さまし時計の鳴る夜に
  二十一、わが眠る倉のほとりに
  二十二、倉の隅にさす日は
  二十三、靑葱とりてゆく子を
  二十四、銀の釜に酒を湧かし
  二十五、夜ふけてかへるふしどに
 酒の精
 紺屋のおろく
 沈丁花
 NOSKAI
 かきつばた
 AIYANの歌
 曼珠沙華
 牡丹
 氣まぐれ
 道ゆき
 目くばせ
 あひびき
 水門の水は
 六騎
 梅雨の晴れ間
 韮の葉
 旅役者
 ふるさと
解説:野田宇太郎/『思ひ出』について

PageTop