小林清親

作家名(ヨミ)こばやしきよちか
出身地江戸
生年月日(西暦)1847
生年月日(和暦)弘化4
没年月日(西暦)1915
没年月日(和暦)大正4

略歴・解説

8月1日、江戸本所の御蔵役人の家に生まれ、16歳で家督を継ぐ。維新の動乱期には幕臣として将軍家と行動を共にし、江戸開城後、将軍家のあとを追うように静岡に下る。明治7年(1874)に上京、この頃から画業に専念し、同9年には浮世絵師としてデビューを果たした。同年8月には「光線画」と称して東京の景物を描いた横大判の作品群を出版する。刻々と変化する光と影、闇と灯を表現し、開化の進む東京の風景のなかに江戸の情緒を織り込んだこのシリーズは同14年まで続けられ、人気を博した。しかし同年夏に光線画の制作は急遽打ち切られ、その後は風刺的なポンチ絵や新聞挿絵を中心に活躍し、歴史画や戦争画の制作も行った。

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