クレイトン&ベル工房

作者名(ヨミ)くれいとん あんど べるこうぼう
作者名(英語)Clayton & Bell

略歴・解説

19世紀末から20世紀末初めのイギリスで最も大きな規模のステンドグラス工房であり、ゴシックリバイバルの建築家とともに、多くの聖堂に作品を提供していた。
1858年頃、リチャード・クレイトン(1827~1913)とアルフレッド・ベル(1832~1895)がともに工房を設立。その後1861年にはロンドンのリージェント・ストリートに、広く近代的なスタジオ開設した。
当時はゴシックリバイバルの最盛期であり、膨大な数の教会を建設していた建築家のJGスコットなどからの制作依頼や、ヴィクトリア女王の庇護も受けて瞬く間にイギリス最大の規模に発展した。
各作業を数十人の職人がそれぞれ、人物、背景、装飾デザインや文字に至るまで分業化して作業を行っていた。最終的に主任絵付け師の厳しいチェックを経て、リチャード・クレイトンやアルフレッド・ベルの認証を受けた作品だけが「クレイトン&ベル工房」の作品として世に出された。

この作者の資料一覧[全8件]

件ずつ表示

PageTop