月四題

タイトル月四題
タイトル(よみ)つきよんだい
タイトル(英語)Four Scenes of the moon
作者横山 大観
作者(よみ)よこやま たいかん
作者(英語)YOKOYAMA Taikan
制作年1953(昭和28)年
サイズ春夏冬/45.4×57.4cm、秋/43.9×57.5cm
解説大観は1958(昭和33)年に90歳の長寿で亡くなるまで、日本の画家の中心的存在であり続けた。これは85歳の晩年の作である。「月」は長年の経験によって大観の掌中にある画題であり、四季の景を重ね合わせて4点組としている。渡り鳥と春のおぼろ月、青笹と夏の青空に浮かぶ明るい月、秋の雷雨にむせぶ海上の月、飛鶴と冬の寒さを感じさせる冴えた月である。月の表情が各図で異なるだけでなく、青笹や雷など月に対する風物の添え方が月並みではないため、変化に富む画面が展開する。少ない要素で画面を構成する晩年の自在な境地がうかがえる。(H.S)

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