雪霽
タイトル | 雪霽 |
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タイトル(よみ) | せっせい |
タイトル(英語) | Snowfall |
作者 | 川合 玉堂 |
作者(よみ) | かわい ぎょくどう |
作者(英語) | KAWAI Gyokudo |
制作年 | 1955(昭和30)年頃 |
サイズ | 47.9×58.6cm |
解説 | 夜間に積もった湿り気を含んだ雪は、山村の風景を白一色に変えた。早朝、人々は雪かきや雪払いに余念がない。玉堂の筆は柔らかく暖かい。屋根に積もった雪のふわりとした感触が伝わるような表現であり、冬の厳しさよりも人々の生活のぬくもりが伝わってくる。雪を払い終えた小舟が一艘、朝もやのかかった静かな川を進んでいく。玉堂は愛知県の木曽川沿いの豪農の生まれであり、その後岐阜にも住んだことがある。従って、川沿いの村や鵜飼の情景は、彼の原風景であった。それはそのまま山村や里山で自然とともに暮らしてきた日本人の心に潜む懐かしい風景につながるものである。(H.S) |
【 凡 例 】
本データベースは、公益財団法人似鳥文化財団が運営する小樽芸術村の収蔵作品の一部を公開するものです。
公開データは随時拡充いたします。
■データについて
作品サイズは[H=高さ(縦)×W=幅(横)×D=奥行き]の順に記載する。
■作品解説の執筆者について
末尾にイニシャルが記されていない解説文は、当館学芸員が執筆した。
末尾にイニシャルが記されている解説文の執筆者は、以下の通りである。
新明英仁(H.S)、苫名真(M.T)、志田政人(M.S)、蝦名未来(M.E)
■利用について
本データベース上のテキスト及び画像の無断転用・転載・加工等の行為を固く禁ずる。
©Copyright The Nitori Culture Foundation.All rights reserved.
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