二人
タイトル | 二人 |
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タイトル(よみ) | ふたり |
タイトル(英語) | Couple |
作者 | 髙山 辰雄 |
作者(よみ) | たかやま たつお |
作者(英語) | TAKAYAMA Tatsuo |
制作年 | 不詳(1980年代以降と推定) |
サイズ | 108.9×145.3cm |
解説 | 高山は、風景や動植物が題材とされやすい日本画の中で、人物を中心に制作し続けた作家である。ゴーギャンやレジェなど西洋の巨匠たちの影響を消化しながら、裸婦や風俗画、あるいは肖像画といった分野ではなく、生命の営みの奥をさぐる心象的人物画という日本画では未開の領域へと向かっていった。この作品は、すでに完成期に入った時期の制作で、作者特有の個性が明らかに発揮されている。半ば抽象化された空間、落ち着いた色調の背景の中、二人の女性がテーブル越しにまっすぐこちらを見つめてくる。その眼差しは穏やかであるが、こちらの心を見透かすような表情である。人間という不思議な存在に対する洞察がこの作者に共通のテーマである。(H.S) |
【 凡 例 】
本データベースは、公益財団法人似鳥文化財団が運営する小樽芸術村の収蔵作品の一部を公開するものです。
公開データは随時拡充いたします。
■データについて
作品サイズは[H=高さ(縦)×W=幅(横)×D=奥行き]の順に記載する。
■作品解説の執筆者について
末尾にイニシャルが記されていない解説文は、当館学芸員が執筆した。
末尾にイニシャルが記されている解説文の執筆者は、以下の通りである。
新明英仁(H.S)、苫名真(M.T)、志田政人(M.S)、蝦名未来(M.E)
■利用について
本データベース上のテキスト及び画像の無断転用・転載・加工等の行為を固く禁ずる。
©Copyright The Nitori Culture Foundation.All rights reserved.
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