リヴァー(大雪山のほとりの石狩川)

タイトルリヴァー(大雪山のほとりの石狩川)
タイトル(よみ)りゔぁー(たいせつざんのほとりのいしかりがわ)
タイトル(英語)Tenninkyo
作者片岡 球子
作者(よみ)かたおか たまこ
作者(英語)KATAOKA Tamako
制作年昭和56年10月(1981)
サイズ64.8×90.8cm
解説片岡球子(1905-2008)は、1972年に朝日新聞で連載された吉村昭「流域紀行 石狩川」の挿絵を手がけている。石狩川は北海道を代表する大河で、全長約286キロメートル。日本有数の長さを誇り、広大な流域に自然と人々の豊かな営みが育まれてきた。現場取材を信条とする画家は、北海道中央部にある石狩川の水源から、石狩岳、大雪山、旭川を経て、日本海に面した石狩の河口まで写生を重ねている。その取材に根ざして、挿絵原画のほか、「リヴァー」と題する作品も複数描き、1973年の第28回春の院展や女性作家による第5回総合美術展「潮」などにも発表している。本作もそうした1点で、大雪山のほとりに流れる石狩川を描いたものである。
リヴァー・シリーズでは、樹木は金彩などの輪郭線でくくられ、葉や花も文様化されて、平面的な彩色の山肌を華やかに彩っている。空や山、川、樹々が織りなす起伏に富んだ大自然の生命感が、独自の装飾的表現で紡がれている。(M.T)

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