爽明
タイトル | 爽明 |
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タイトル(よみ) | そうめい |
タイトル(英語) | Sou-mei |
作者 | 東山 魁夷 |
作者(よみ) | ひがしやま かいい |
作者(英語) | HIGASHIYAMA Kaii |
制作年 | 1960-1962(昭和35-37)年 |
サイズ | 60.0×81.1㎝ |
解説 | 深い針葉樹の森を背景に、白樺の疎林が水面に映し出される。初夏の新緑の景であろう。中心部の明るい緑色が画面にさわやかな光と空気の感触をもたらしている。モデルになった場所は不明だが、東山の作品の場合、いわゆる「胸中山水」(心の中にうつる風景)を表現するという山水画の伝統を生かした作品が多く、取材場所を特定できない作品が多い。むしろ、この作品のように対象の現代的な単純化・抽象化を行いながら、曇りなく自然の姿を再現するという彼独自の風景画の様式が、戦後の早い時期に確立されていることは注目すべきである。すでに東洋の伝統である山水画が新様式に生まれ変わっているのである。(H.S) |
【 凡 例 】
本データベースは、公益財団法人似鳥文化財団が運営する小樽芸術村の収蔵作品の一部を公開するものです。
公開データは随時拡充いたします。
■データについて
作品サイズは[H=高さ(縦)×W=幅(横)×D=奥行き]の順に記載する。
■作品解説の執筆者について
末尾にイニシャルが記されていない解説文は、当館学芸員が執筆した。
末尾にイニシャルが記されている解説文の執筆者は、以下の通りである。
新明英仁(H.S)、苫名真(M.T)、志田政人(M.S)、蝦名未来(M.E)
■利用について
本データベース上のテキスト及び画像の無断転用・転載・加工等の行為を固く禁ずる。
©Copyright The Nitori Culture Foundation.All rights reserved.
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