キリストの祝福をうける兵士

タイトルキリストの祝福をうける兵士
タイトル(よみ)きりすとのしゅくふくをうけるへいし
作者ピアス工房(マンチェスター)
作者(よみ)ぴあすこうぼう(まんちぇすたー)
制作年1920年
解説マクファディン記念教会(マンチェスター、チョールトン・カム・ハーディー)に飾られていたステンドグラス。
当館収蔵の《祝福を受ける兵士とその家族》と対になる作品。門の前に立つイエスの背後にはエルサレムの街、兵士の背後には戦火で燃え上がる現実の街並みが描かれており、門の外と内は違う世界であることがわかる。ティンパヌムに記されている、ギリシャ文字の最初と最後であるAとΩは神の全能を表し、中心の赤いバラは殉教を表す。このことから、戦死した兵士を悼むため教会の窓に寄進されたものと考えられる。

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