天人峽
| タイトル | 天人峽 |
|---|---|
| タイトル(よみ) | てんにんきょう |
| タイトル(英語) | Tenninkyo |
| 作者 | 片岡 球子 |
| 作者(よみ) | かたおか たまこ |
| 作者(英語) | KATAOKA Tamako |
| 制作年 | 1961(昭和36)年 |
| サイズ | 90.0×59.5cm |
| 解説 | 作品名の「天人峡(てんにんきょう)」は、北海道の大雪山国立公園南東麓の渓谷の名称。約3万年前の火山活動で形成された壮大な断崖が続く景勝地で、画面には名瀑「羽衣の滝」も見える。高さ270mの絶壁を屈折しながら落下し、絹糸を垂らしたような幾条もの流水を特徴とする滝である。片岡球子(1905-2008)の本作では、縦長の画面に、崖やほとばしる滝の奔流、彩りゆたかな樹木が拮抗するように描かれている。名勝とされる特徴的な景観美の再現よりも、地勢の迫力や細部にまでみなぎる自然の躍動感がダイナミックな筆致や鮮烈な色彩、下地に箔を粗く貼った重厚なマチエールでとらえられているのである。1961年の「雄渾」と題する個展の出品作で、同年には《洞爺湖の羊蹄》《ベロニーテの山》など、初めて火山を描いた作品も発表しており、故郷・北海道で雄大な自然と向き合い、自然の原初的なエネルギーの描出を探求した時期の作といえよう。以降、大作の火山シリーズにも取り組み、戦後画壇で活躍した。(M.T) |
【 凡 例 】
本データベースは、公益財団法人似鳥文化財団が運営する小樽芸術村の収蔵作品の一部を公開するものです。
公開データは随時拡充いたします。
■データについて
作品サイズは[H=高さ(縦)×W=幅(横)×D=奥行き]の順に記載する。
■作品解説の執筆者について
末尾にイニシャルが記されていない解説文は、当館学芸員が執筆した。
末尾にイニシャルが記されている解説文の執筆者は、以下の通りである。(五十音順)
蝦名未来(M.E)、佐藤幸宏(Y.S)、志田政人(M.S)、新明英仁(H.S)、土岐美由紀(M.T)、苫名真(M.T)、樋口一貴(K.H)、平澤広(H.H)
■利用について
本データベース上のテキスト及び画像の無断転用・転載・加工等の行為を固く禁ずる。
©Copyright The Nitori Culture Foundation.All rights reserved.
本データベースは、公益財団法人似鳥文化財団が運営する小樽芸術村の収蔵作品の一部を公開するものです。
公開データは随時拡充いたします。
■データについて
作品サイズは[H=高さ(縦)×W=幅(横)×D=奥行き]の順に記載する。
■作品解説の執筆者について
末尾にイニシャルが記されていない解説文は、当館学芸員が執筆した。
末尾にイニシャルが記されている解説文の執筆者は、以下の通りである。(五十音順)
蝦名未来(M.E)、佐藤幸宏(Y.S)、志田政人(M.S)、新明英仁(H.S)、土岐美由紀(M.T)、苫名真(M.T)、樋口一貴(K.H)、平澤広(H.H)
■利用について
本データベース上のテキスト及び画像の無断転用・転載・加工等の行為を固く禁ずる。
©Copyright The Nitori Culture Foundation.All rights reserved.
