十和田湖畔裸婦像のための手

タイトル十和田湖畔裸婦像のための手
タイトル(よみ)とわだこはんらふぞうのためのて
タイトル(英語)Hand for the Nude Statues at Lake Towada
作者高村 光太郎
作者(よみ)たかむら こうたろう
作者(英語)TAKAMURA Kotaro
制作年不詳
サイズH40.7cm
解説正面に掌を差し出す左手。何かを受け止めるかのように、指はかすかに開かれています。
この手は、高村光太郎がその生涯で最後に手掛けた十和田湖畔裸婦像の試作として作られたものです。ブロンズの表面に見える凹凸は、彫刻を制作する時の粘土の跡が、そのまま
型取られたものです。完成した裸婦像は二体が鏡合わせのように向かい合い、手を重ねあう姿勢をとっています。この手の形も、向かい側にある手に応えるものとして作られています。

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