弟辰弥の像

タイトル弟辰弥の像
タイトル(よみ)おとうとたつやのぞう
タイトル(英語)Statue of Brother Tatsuya
作者岸田 劉生
作者(よみ)きしだ りゅうせい
作者(英語)KISHIDA Ryusei
制作年1913(大正2)年
サイズ41.0×31.9cm
解説劉生が自身の家族や友人・知人、自画像を盛んに描き、<岸田の首狩り>と称された時期の作品。大胆な筆遣いながらも顔全体の細かな立体感が意識されており、ポスト印象派の影響を抜け出して緻密な写実に向かっていく過渡期にあたる作品であることがうかがえる。
本作で描かれているのは劉生の一つ下の弟、辰弥。七男七女の兄弟の中で、年齢の近い劉生と辰弥は仲が良かったようで、劉生は最晩年にも辰弥の肖像画を残している。

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