世の光 ドアをたたくキリスト

タイトル世の光 ドアをたたくキリスト
タイトル(よみ)よのひかり どあをたたくきりすと
英語タイトルLight of the World--Christ Knocking on the Door
作者ルイス・C. ティファニー
作者(よみ)るいす こんふぉーと てぃふぁにー
作者(英語表記)Louis C. Tiffany
制作年1910年頃
解説Tiffany Studios制作
19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したイギリス人画家ウィリアム・ホルマン・ハントの絵を原画として制作された作品。ティファニー・スタジオでは、この原画を元に数枚の作品を制作しているが、中でもこの作品は後期の完成された名作と言える。多くのガラスを重ねて表現するティファニー作品の中でも、ここでみられるように、暗闇で光るカンテラや、その照り返しでぼんやりと見えるキリストの顔などは、それまでのステンドグラスには見られない表現方法と言える。ドアのすぐ前まで来ているキリストの救いを受けるには、自分からドアを開けなくてはいけないという意味で外側には取っ手が描かれていない。

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