装飾パネル

タイトル装飾パネル
タイトル(よみ)そうしょくぱねる
制作年20世紀初頭
解説この4枚のパネルは、上部に大きな丸窓かティンパヌム(註1)を有した巨大な窓の一部であったと考えられる。使用されているのは不透明なオパールセントガラスで、色出しのための酸化金属の他にカルシウムなどの有機物が含まれている。これにより、人工的な光源を柔らかい光に変える。パネル上部にはゴシックリバイバル(註2)様式の建築物の装飾が見られる。

(註1)ティンパヌム・・・教会建築に設けられる、梁と屋根の間のアーチ型や三角形の壁面部分のこと。ステンドグラスの場合は、その壁面を飾るための装飾窓のことをいう。
(註2)ゴシックリバイバル・・・12世紀末頃からフランスで発生した「ゴシック様式」の「リバイバル(復興)」運動のこと。

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