上臈之図
| タイトル | 上臈之図 |
|---|---|
| タイトル(よみ) | じょうろうのず |
| タイトル(英語) | Noblewoman |
| 作者 | 上村 松園 |
| 作者(よみ) | うえむら しょうえん |
| 作者(英語) | UEMURA Shoen |
| 制作年 | 1910(明治43)年頃 |
| サイズ | 126.6×50.5cm |
| 解説 | 画面左下には、「松園女」と落款が記されている。上村松園(1875-1949)は女性画家の先駆的存在として明治後期から日本画壇で活躍し、女性として初めて文化勲章を受章している。 京都に生まれ、女性像を探求した画家は、徳川期から明治中期頃にかけての風俗を題材に多くの作品を残した。本作題名の上臈(じょうろう)とは、身分や格式の高い女性を意味し、近世絵画においては、公家や大名家の奥向きに暮らす高貴な女性像を表す語。伝統や美意識、格式を重んじ、その着物には精緻な織物や染色技法が用いられた。ここでは、綿を入れふっくらさせた裾や袖に絞り染めなどの文様が施された紋付振袖に、豪華な金糸の織帯を立て矢に結んだ女性が、傘を手に、はらはらと散る桜にふと目をとめる一瞬が描かれている。簪から着物まで、装いに寄せた画家の強い関心とともに、上品な彩色に帯締めの朱など、差し色を効かせた配色や黒髪の柔らかな質感描写など、優れた色彩感覚と筆技が際立っている。松園は、山水画や花鳥画が重要な位置を占めていた当時の京都画壇にあって、浮世絵をはじめ、古画の模写や縮図制作を重ねながら、自身の人物表現をつくりあげていった。(M.T) |
【 凡 例 】
本データベースは、公益財団法人似鳥文化財団が運営する小樽芸術村の収蔵作品の一部を公開するものです。
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末尾にイニシャルが記されていない解説文は、当館学芸員が執筆した。
末尾にイニシャルが記されている解説文の執筆者は、以下の通りである。(五十音順)
蝦名未来(M.E)、佐藤幸宏(Y.S)、志田政人(M.S)、新明英仁(H.S)、土岐美由紀(M.T)、苫名真(M.T)、樋口一貴(K.H)、平澤広(H.H)
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本データベース上のテキスト及び画像の無断転用・転載・加工等の行為を固く禁ずる。
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