重要刀装 金梨地葵紋唐草金銀蒔絵鞘細太刀拵
| タイトル | 重要刀装 金梨地葵紋唐草金銀蒔絵鞘細太刀拵 |
|---|---|
| タイトル（よみ） | じゅうようとうそう きんなしじあおいもんからくさきんぎんまきえさやほそだちこしらえ |
| タイトル（英語） | Important Sword Fittings. Pear Skin Hollyhock Crest and Arabesque Patterned Gold and Silver Lacquered Sheath and Hosodachi (Thin Sabre) Mounting |
| 解説 | この拵えの金具のすべてには、銀の魚子地（ななこじ・魚の卵のようにみえる細かい粒）に葵紋唐草文様が立体的に彫り出されている。また鞘にも、金梨地に同じ文様が金銀の蒔絵で散らされており豪華である。手貫緒（てぬきお）や佩緒（はきお）といった紐類も燻した革でできており、とても手の込んだ装飾が施され、品格が高い。制作時期は、江戸時代中期頃と考えられている。 このような拵えは、細太刀拵といい、公家たちが儀式の際に身につけていた飾太刀の拵えを簡略化したものである。飾太刀拵は、江戸時代に入っても大名たちが、儀式などにおける公家装束姿の時に身につけていた。（M.E） |
【 凡 例 】
本データベースは、公益財団法人似鳥文化財団が運営する小樽芸術村の収蔵作品の一部を公開するものです。
公開データは随時拡充いたします。
■データについて
作品サイズは［H＝高さ（縦）×W＝幅（横）×D＝奥行き］の順に記載する。
■作品解説の執筆者について
末尾にイニシャルが記されていない解説文は、当館学芸員が執筆した。
末尾にイニシャルが記されている解説文の執筆者は、以下の通りである。
新明英仁（H.S）、苫名真（M.T）、志田政人（M.S）、蝦名未来（M.E）
■利用について
本データベース上のテキスト及び画像の無断転用・転載・加工等の行為を固く禁ずる。
©Copyright The Nitori Culture Foundation.All rights reserved.
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