孔雀図

タイトル孔雀図
タイトル(よみ)くじゃくず
タイトル(英語)Peacocks
作者谷 文晁
作者(よみ)たに ぶんちょう
作者(英語)TANI Buncho
制作年不詳
サイズ125.5×241.0cm
解説 谷文晁は、江戸時代後期の関東画壇で中心的役割を担った絵師。松平定信や木村兼葭堂など当代一流の文化人たちと親しく交わり、渡辺崋山ら優れた門人にも恵まれた。
《孔雀図》は、息子文二(1812~1850)の《雁図》を表裏に配した衝立で、伊達家の旧蔵品。金地の大画面に吉祥のシンボルである孔雀と富貴を象徴する紅白の牡丹という縁起のよい題材をとり合わせ描いている。同題材の作は多く、本作の雄の孔雀の姿態は、群馬県の浄運寺(群馬県立歴史博物館寄託)の《孔雀牡丹図》とほぼ同じであることが指摘されている。

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