緑蔭水車
タイトル | 緑蔭水車 |
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タイトル(よみ) | りょくいんすいしゃ |
タイトル(英語) | Water Wheel in the Leafy Shade |
作者 | 川合 玉堂 |
作者(よみ) | かわい ぎょくどう |
作者(英語) | KAWAI Gyokudo |
制作年 | 不詳(戦後と推定) |
サイズ | 45.2×57.0cm |
解説 | 玉堂の初期の作品は装飾性豊かな華麗な色彩を駆使した力作が多かったが、後年になると落ち着いた色調とやや俯瞰した自然な構図による作品が多くなった。この作品にみられる水車と筧(かけい)のテーマは彼が好んで描いたもので、作風から見て戦後に描かれた作品だろう。右手の大きな岩場から筧が通り、荷物を担いだ二人の農夫が下をくぐって行く。雑草の生えた藁屋根の水車小屋は周囲の風景と一体化している。水音だけが響く山間のひっそりとした情景であるが、さりげない表現の中に豊かな詩情が感じられる。自然とともに暮らしてきた日本人の原体験を呼び起こす作品である。(H.S) |
【 凡 例 】
本データベースは、公益財団法人似鳥文化財団が運営する小樽芸術村の収蔵作品の一部を公開するものです。
公開データは随時拡充いたします。
■データについて
作品サイズは[H=高さ(縦)×W=幅(横)×D=奥行き]の順に記載する。
■作品解説の執筆者について
末尾にイニシャルが記されていない解説文は、当館学芸員が執筆した。
末尾にイニシャルが記されている解説文の執筆者は、以下の通りである。
新明英仁(H.S)、苫名真(M.T)、志田政人(M.S)、蝦名未来(M.E)
■利用について
本データベース上のテキスト及び画像の無断転用・転載・加工等の行為を固く禁ずる。
©Copyright The Nitori Culture Foundation.All rights reserved.
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