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「三論宗、法相宗」受講ノート

IDL3-A-09
種類受講ノート
時期区分帝大在学時
作成年代(和暦)(明治24年~明治27年頃)
ページ数30(白紙を含んだ見開きのページ数。表紙裏表紙は数えていない。)
形態マーブル模様表紙ノート/縦罫線/右綴じ/ペン書(黒)
使用かなカタカナ
使用言語・用語仏教用語
書き方体裁縦書/両ページを使用
内容の統一性統一性あり(一冊)
内容【確定】西田の受講ノートと考えられる(注1)。
おそらく、帝大で講義を受けた際のものと考えられるが、誰のどの科目の講義であるかは不明。
ノートに表題はないが、内容は中国仏教についての教義学的な説明の一部と見られる。西田の修業証に「中国哲学」という科目名はない。「哲学」担当の井上哲次郎の授業に関係するかもしれない(注2)。
内容詳細【ノート2頁】(二)三論宗綱要
【ノート4頁】教相判釈
【ノート10頁】 二 法相宗大綱(一)法相宗伝来
【ノート14頁】法相教判
注記(注1)「欠一回」(ノート19頁)とあり、受講ノートであると推察できる。講義を一回欠席したものと考えられる。

(注2)同じく中国仏教を扱った受講ノートである可能性があるA05との関係は不明。A09は縦書でA05は横書となっており、体裁から見ても、同じ講義の受講ノートとは考えにくい。
また、同じく法相宗を扱ったA10とは体裁も似ており、A10はA09の続きかもしれない。
一次翻刻有(金大2017_2018)
出版物との対応未収録
出典調査有無

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