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「System of Ethics〔倫理学体系〕」ノート

IDL3-A-03
種類未確定ノート
時期区分帝大在学時/金沢在住時
作成年代(和暦)(明治24年~明治42年頃)
ページ数99(白紙を含んだ見開きのページ数。表紙裏表紙は数えていない。)
形態マーブル模様表紙ノート/横罫線/左綴じ/ペン書(黒、青)、鉛筆書
使用かなカタカナ
使用言語・用語英語
書き方体裁横書/両ページを使用
内容の統一性統一性あり(数ページ)
内容【未確定】(1)西田自身による倫理学の講義・草稿ノートあるいは、(2)帝大在学時に受講した倫理学の受講ノートであると思われる。

終業証によれば、帝大時代の倫理学担当は中島力蔵。
内容詳細下記の見出しがある。
欧文で欧米の倫理者の説を引用し、それにカタカナ書きで批評を付け加えている。

【ノート2頁】System of Ethics / Introduction
【ノート11頁】Ethics and Other Sciences
【ノート11頁】Problems of Ethics
【ノート12頁】倫理学講究之精神
【ノート13頁】倫理学研究之利害
【ノート13頁】倫理学ノ名称
【ノート14頁】〔moral sense theory ノ説( Hutcheson, Shaftesbury)〕
【ノート16頁】批評
【ノート16頁】情ヨリ責任ヲトク説
【ノート17頁】批評
【ノート17頁】〔Darwin〕
【ノート20頁】批評
【ノート21頁】〔Spencer〕
以下同様の形式で書かれている。
注記「日本ニテハ倫理学ト云ヘリ欧州ニテハEthics」(ノート13頁)とあり、「日本」への言及があることから、日本で書かれた文章ないし語られた講義と考えられる。西田が欧米の著書を読んだ読書ノートではない。

「此ヨリ人間ノ外ニ道徳ノ基礎ヲ置ケル者アリ 之ヲ述ヘントス」(ノート40頁)とあり、「述べんとす」と書かれていることから、講義ノートあるいは受講ノートである可能性も考えられる。
一次翻刻有(京大2018)
出版物との対応未収録
出典調査有無
出典調査URLhttps://drive.google.com/file/d/1Q7760xH5d_0-aY2R0oCWu13I32sFCtPG/view?usp=sharing

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