佐伯米子

人物名（ヨミ）サエキヨネコ
人物名（英語）SAEKI,Yoneko

略歴・解説

東京都・銀座の貿易商、池田嘉吉の次女として生まれる。東京女学館を卒業後、はじめに川合玉堂に日本画を学ぶ。1921年、当時、東京美術学校の学生であった佐伯祐三と結婚。翌年、長女彌智子を出産する。1923年、一家で渡仏。フランス滞在中は、夫の祐三と共にブラマンクに師事。1925年、サロン・ドートンヌに《アルルの跳ね橋》が入選する。1926年、帰国。同年の第十三回二科展に入選。その後も、たびたび同展に入選する。1927年、再び家族で渡仏するが、翌年に夫祐三、娘の彌智子を相次いで亡くし、傷心のまま帰国。帰国後は、二科会や二紀会への出品を続けながら、1936年、女性美術家による七彩会の結成に参加。1947年、女流画家協会の創立に発起人として参加。1949年、二紀会委員に推挙。1967年、第二十一回二紀展で文部大臣奨励賞を受賞した。享年70歳。

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  • バラ

    バラ
    作者：佐伯米子
    分類：洋画
    技法：油彩

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