岸田麗子

人物名(ヨミ)キシダレイコ
人物名(英語)KISHIDA,Reiko

略歴・解説

東京都渋谷区山谷に生まれる。父親は、洋画家の岸田劉生。1916年、秋頃から父・劉生による図画の指導を受ける。1918年、初めて父劉生の油彩画のモデルを務め、以降、たびたびモデルを務める。1923年、関東大震災により名古屋、京都にて暮らすが1926年、鎌倉町長谷へ転居。1929年、父劉生が山口県徳山市にて死去。1931年と32年、国画会に出品。父の没後、私淑していた武者小路実篤との縁で「新しき村」の演劇部に席を置き、絵画制作に加えて演劇の舞台にも出演する。1937年、演劇部の仲間と結婚し、三人の子供を育てながら演劇活動への参加に加え、朱葉会への出品や個展の開催など、多岐に渡る活動を続ける。1962年、著書『父 岸田劉生』を出版。同年、急逝。享年48歳。

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