秋野不矩

人物名(ヨミ)アキノフク
人物名(英語)AKINO,Fuku

略歴・解説

静岡県に生まれる。1929年、西山翠嶂が主宰する画塾「青甲社」に入塾。1930年、第十一回帝展に《野を帰る》を出品し、初入選。1941年、文展新無鑑査に決定。以後、隔年で出品。戦後は日展を離れ、創造美術の結成に携わる。1949年、京都市立美術専門学校(現・京都市立芸術大学)助教授に就任。1951年、第一回上村松園賞受賞。1962年、インドのビスバーバラティ大学(現・タゴール国際大学)に客員教授として招かれ、一年間滞在。この滞在がきっかけとなり、インドの暮らしや風土を題材にした制作がライフワークとなる。1974年、創画会結成、会員となる。同年、京都市立芸術大学名誉教授。1986年、第二十七回毎日芸術賞。1988年、第一回京都美術文化賞。1991年、文化功労者。1993年、第二十五回日本芸術大賞。1998年、天竜市(現・浜松市)に秋野不矩美術館開館。1999年、第十七回京都府文化賞特別功労賞受賞。同年、文化勲章受章。2001年10月11日、逝去。同日付で従三位に叙される。享年93歳。京都市文化功労者、天竜市名誉市民。

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