露の世は露の世ながらさりながら(一茶)

収集方針新潟の美術
分類
作家江口 草玄(久男) EGUCHI, Sogen (Hisao) 1919~2018
作品名(英文)HAIKU by KOBAYASHI, Issa
制作年2009年(平成21)
サイズ49.0×68.7
技法・素材紙、墨
解説一茶の弱い自分をあるがまま句にしているところに、草玄が2008年(平成20)1月4日に脊椎管狭窄症の椎弓切除手術後、経過が思わしくなく、筆を摑んで書の制作ができない弱った自身を重ねて制作したものと思われます。しかし、弱弱しい握りながらも、今の自分、あるがままの姿をこの句に込めて書し、今の自分の状況、姿をそのまま表しているところに、書を〝ことばの姿〟とする草玄の制作姿勢が如実に表れています。それは他方で、リハビリに励む中、まだ調子が整わず、手術前の筆使いとは異なっているが、完全な回復ではないにしても、筆を持ちたいと願ってリハビリに耐えている草玄の書への思い、書きたいという気力を感じさせるものとなっています。
作品番号CA0151

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