二つ重なるささやきの傘(武玉川)

収集方針新潟の美術
分類
作家江口 草玄(久男) EGUCHI, Sogen (Hisao) 1919~2018
制作年1989年(平成元)
サイズ55.9×70.1
技法・素材紙、墨
解説1983、4年(昭和58、9)頃、草玄は江戸期の慶紀逸『俳諧武玉川』に出会います。これまでの山頭火や放哉、芭蕉や一茶の句を書き、その句の一部のことばを抜き出して書いたりしていましたが、『武玉川』に魅せられ、「高尚にふそぶくよりも、わが生活をありていに見ているところが、たまらなくわたしにとって好ましいのである。」と、自分の中にストンと落ちる〈ことば〉であるからこそ、その句を使って作品を作り出していきます。平仮名のように流麗高貴でなく、御家流の高尚な様式でもなく、「一字一字、ぽつぽつと、さわりなく、ただそれだけのこと」と、その威張らず、見せかけず、ただただごく自然に、それが書であるとして書きつけています。
作品番号CA0089

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