野火
| 収集方針 | 日本の美術 |
|---|---|
| 分類 | 日本画 |
| 作家 | 中野 嘉之 NAKANO,Yoshiyuki 1946~2023 |
| 作品名(英文) | Field Fire |
| 制作年 | 2000年(平成12) |
| サイズ | 各208.5×421.0 |
| 技法・素材 | 紙本彩色 |
| 解説 | 「野火」とは、早春に野山の枯草を焼く火のこと。暗闇の中、大きく湾曲した道沿いの大地が激しい炎に包まれています。琵琶湖周辺を取材した際に出会った光景を元に、刻々と移り変わる炎の様子と、対照的に静謐な夜の表情を、豪快かつ繊細に六曲一双屏風の大画面に写し取りました。「自然の中に潜む何ともいえない現象や生命力、瞬間瞬間の表情にひかれる。何を描くにしても現場の緊張感や迫力を大切にしたい」と語った作者は風景と生物を主要な題材とし、動と静が共存するダイナミックな大作を多く手がけました。 |
