春秋屏風

収集方針日本の美術
分類日本画
作家小杉 放菴 KOSUGI, Hoan 1881~1964
作品名(英文)Folding Screen of Spring and Autumn
制作年1937年(昭和12)
サイズ各 151.8×166.1
技法・素材紙本彩色
解説初め未醒と号し、洋画を描いていた作者は次第に日本画へと関心を広げ、水墨や淡彩による日本画の制作が主となっていきました。本作は、1930年(昭和5)新潟県赤倉に建てた山荘で制作され、山荘の庭に遊ぶ保呂保呂鳥(春図)と岩上にとまる大鷹(秋図)が主題です。墨色の諧調が美しく、気品を感じさせる作品で、越前の和紙職人・岩野平三郎が考案した「放菴紙」と呼ばれる麻紙に、渇筆の技法を生かした独自の画風で描かれています。第5回個展の出品作です。

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