木村銃太郎肖像画

大原　文林

人物名（ヨミ）	オオハラ　ブンリン
出身地	二本松
没地	大山村
生年月日（西暦）	1811/
生年月日（和暦）	文化08/
没年月日（西暦）	1892/10/05
没年月日（和暦）	明治25/01/05
略歴・解説	二本松神社神官の家に生まれる。若くして砲術を会得したが、絵画もよくし文政11年、9代藩主丹羽長富の命により根本愚洲と共に谷文晁の門に入り、研鑚し丹青の奥を極めた。文晁はその画才を愛し、名を与えて文林と称させた。弘化年中に帰藩、維新後は椚山に住み専ら画筆に親しんだ。最も得意にしたのは「富士越の雲龍」で、文晁も感嘆したといわれる。【通称など】重介、銃介

古川　盛雄

人物名（ヨミ）	フルカワ　モリオ
出身地	安達郡安達町
没地	二本松市
生年月日（西暦）	1897/
生年月日（和暦）	明治30/
没年月日（西暦）	1983/7/29
没年月日（和暦）	昭和58/07/29
略歴・解説	医師古川安正の長男。明治40年頃、高村智恵子に絵ほどきを受ける。昭和2年、二本松町に古川産婦人科医院を開業。医業のかたわら絵筆活動につとめ、同3年安達太良画会を創立し初代会長となる。同14年上海医科大学教授、同18年同大学学長、同21年帰国し医院を再開業。同28年国際医家美術展大賞受賞、同35年福島県美術協会長就任、同42年福島県文化功労賞受賞。医業はもとより、福島県の芸術文化振興に関する業績は大きい。墓所は二本松市亀谷の光現寺。

二本松市教育委員会　IT美術館（収蔵品データベース）