絵はがき:越後新発田加治川堤ノ桜花

よみえはがき:えちごしばたかじかわつつみのおうか
中分類ID853
資料ID785
コレクション名笹川コレクション
時代はかき 左←右
解説全国にその名を知られていた加治川の桜は、加治川分水竣工の記念植樹として計画されていたが、折りしも大正天皇即位記念(大正四年)と重なり、周辺町村一体となって仕事を進め、延長12キロ、約6000本の桜並木となった。品種を染井吉野に統一したため開花期には一斉に爛漫と咲き乱れる。まさに世界一の桜のトンネルが出現した。満開期には連日大勢の観桜客でにぎわったが、昭和41・42年の集中豪雨によって加治川が破提、桜が堤防を弱めたとして無残にも伐採されてしまい、現在は面影はなくなっている。

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