六十余州名所図会 佐渡 金やま

資料ID47470
時代江戸
実物・複数別実物
解説「六十余州名所図会」は、嘉永6年(1853)から安政4年(1857)にかけて制作された初代歌川広重晩年の作。五畿七道の68ヶ国及び江戸からそれぞれ1枚ずつの名所絵69枚に、目録1枚を加え全70枚からなる。全図とも画面は縦長で、前景を大きく描き遠近を協調したり、大胆なトリミングを施すなど、斬新な構図がとられている。本図は佐渡金山の坑道入口付近の様子を描く。種本は、葛飾北斎による文化12年(1815)『北斎漫画』三編の「金山」である。

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