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親鸞聖人御旧跡図彙

よみしんらんしょうにんごきゅうせきずい
資料ID37726
時代江戸
実物・複数別実物
解説山田信斎著。寛延4年(1751)刊。自序によれば、信斎の母は熱心な真宗門徒で、親鸞の旧跡を巡拝したいと願っていたが、80歳を過ぎて老齢となった。よって、代わりに信斎に巡拝させ、それら旧跡の姿を描いてきて見せるように懇願した。実行すると母は非常に喜び、己と同様の境遇の人びとのために公刊することを命じたという。江州、北陸、信州、奥州、関東を廻って、相模国高津信楽寺に至るまでを描いている。越後国では、頸城郡の外波村大雲寺、田海村西蓮寺、五智山、国府竹内、大曲村念仏堂、高田瑞泉寺、柿崎村浄福寺、また蒲原郡の鳥屋野の逆竹旧跡や小島村の八房梅、三度栗など親鸞七不思議に関するものも図絵を交えて紹介している。

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