絵はがき:国境の籠渡し・と山の寺小屋

よみえはがき:こっきょうのかごわたし・とやまのてらこや
中分類ID853
資料ID3715
コレクション名笹川コレクション
時代はかき 左←右 昭和初期と思われる。
実物・複数別実物
解説2景あり(写真サイズ 8.6×6.7〓と8.6×7.4〓)銀山平は、湯之谷村域の東、福島県檜枝岐村とにまたがる只見川の水源の一つ奥只見湖(昭和37年完成の奥只見発電所の大人造湖)とその周辺地域をさす。籠渡しは、銀山平の交通機関の一つであり、ワイヤーロープを張り、台座に滑車をつけて架け、両手でロープをたぐる乗物であった。川は只見川であり、対岸は福島県である。また、「寺小屋」とあるのは銀山寺である。曹洞宗の寺で、山の宿として探勝者にも利用された。昭和6年に旧折立校の浪拝分教場が開設させたが、昭和20年に焼失した。現在、この付近一帯は奥只見湖の湖底である。

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