本多正信書状【The letter of Masanobu Honda】

よみほんだまさのぶしょじょう
資料ID35451
コレクション名越後文書宝翰集
時代120
指定重要文化財
解説徳川家康の重臣本多正信が、上杉景勝の家臣安田与親に送った書状。正信は関ヶ原合戦後に直江兼続とともに上杉氏の存続に奔走した人物。この古文書で正信は、関ヶ原の合戦後、米沢へ移封ということになった上杉氏と徳川氏の面会がうまくいったことを喜んでいる。さらに詳しくはお目にかかってお話をしたい、としている。徳川氏と上杉氏の件に関して、与親が正信と直接関わって活動していたことがうかがわれる。なお年代は不明であるが、慶長8年(1603)である可能性が高いと考えられている。

PageTop