上杉輝虎書状 【Uesugi-Terutora's letter】

よみうえすぎてるとらしょじょう
資料ID35217
コレクション名越後文書宝翰集
時代110
指定重要文化財
解説永禄10年(1567)、上杉謙信は佐野を攻撃したものの、大きな成果をあげることはできなかった。一方、真田幸綱によって白井長尾氏が拠点としていた西上野の白井城は落城し、謙信勢力は関東から次第に後退していった。そのなかで、永禄9年以前に在番していた五十公野氏が退散したため、色部勝長が佐野在番に加えられた。本文書はそのことについて触れているもので、勝長の在番からさほどたっていない時期のものと考えられる。

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