九条頼経袖判下文

よみくじょうよりつねそではんくだしぶみ
資料ID35176
コレクション名越後文書宝翰集
時代90
実物・複数別実物
指定重要文化財
解説鎌倉幕府四代将軍の九条頼経が、色部公長に対して小泉庄内の各所の地頭職を与えたことを示す古文書で、越後文書宝翰集でもっとも古い。右端の花押は四代将軍の九条頼経のもの。頼経は、三代将軍実朝の暗殺後に九条家から迎えられたて将軍となった人物。色部公長は秩父平氏の出自をもち、越後国小泉荘加納の色部条を拠点とした。本文では、公長は父為長の譲状にしたがって安堵を申請し、この文書を受け取っているが、その譲状は伝わっていない。

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