三元素略説

よみさんげんそりゃくせつ
資料ID35009
時代江戸
実物・複数別実物
解説小千谷生まれの洋学者広川晴軒(ひろかわせいけん・1803~1884)の著。晴軒は安政5年(1858)、小千谷の和算家佐藤雪山に入門し、万延元年(1860)には江戸に出て天文・物理などの洋学を学んだ。江戸から帰郷した後に書かれた本書は、温(熱)・光・越素(電気)の三つは本質的に同じものと主張したもの。独創的新説であったが、当時は無視されて反響はなかった。明治41年になって狩野亨吉(かのうこうきち、京都帝国大学文科大学初代学長・思想家)が、晴軒の三元素説を、ヨーロッパのエネルギー学説に比すべき独創的学説とほめたたえ、広く注目されるようになった。

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