四季農耕図屏風(左隻)

よみしきのうこうずびょうぶ(させき)
資料ID34738
実物・複数別実物
解説安土桃山時代の作。右隻は春から夏の景観(種蒔・田植・灌漑)、左隻は秋から冬の景観(稲刈・稲干・脱穀)を描いています。中国伝来の「耕織図」の図像に基づきますが、異国の風景と日本風俗が混在しています。建物や山水の風景などは朝鮮風で、中国地方独特の「大田植」(早乙女たちが囃しにあわせて田植唄をうたいながら賑やかに田植する行事)や海辺の描写(塩田・漁船・海産物)などから、瀬戸内海に面し、朝鮮半島が身近だった周防・安芸(現在の山口県・広島県)付近の風景が描き込まれていると考えられています。

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