卓袱台 【low dining table】

よみちゃぶだい
資料ID25959
現地名チャブダイ
解説飯台・食卓の一種で、座って使用する。方形と円形があり、高さ1尺(約30cm)弱、大きいものでも幅3尺に満たない木製の卓。それ以前の食事には箱膳などが用いられていたが、封建的な身分秩序をあらわすものとされて、大正以降は近代家庭への生活改善とそのイメージの形成のために卓袱台がすすめられた。4本の脚を折りたためるものも多い。茶の間に置かれ、蒲団を敷くときにはたたんでしまった。(日本民具辞典)

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