絵はがき:大正十一年八月廿五日通水当時ノ自在堰全景
よみ | えはがき:たいしょうじゅういちねんはちがつにじゅうごにちつうすいとうじのじざいぜきぜんけい |
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中分類ID | 853 |
資料ID | 1661 |
コレクション名 | 笹川コレクション |
時代 | はかき 左←右 |
解説 | 大河津分水工事は江戸時代より運動が行われていたが、本格的な工事が始まったのは明治42年である。工事が始まってからも大規模な地すべりや自在堰の陥没など数多くの困難があった。昭和6年、22年の歳月をかけて完成した。その間、工事で働いた人は、のべ1000万人、工事で亡くなった人は84人であった。洗堰は大正11年に完成し下流への農業用水、工業用水、上水道用水、漁業、舟運などに必要な流量を流している。洪水時には洗堰を締切り、越後平野を洪水から守る大事な役割を果たしている。 |