栗山茂

作家名よみくりやま・しげる
作家名ローマ字KURIYAMA,Shigeru
生年1912
生年(和暦)明治45年
没年2010
没年(和暦)平成22年

経歴

1912年(大正元)、静岡市に生まれる。静岡中学を卒業した1930年(昭和5)、『草笛』を刊行した。1932年(昭和7)、新設された静岡市役所水道課に勤務。1934年(昭和9)、飛白社を創設、版画と工芸の同人誌『飛白』を刊行した。同年、平塚運一を静岡に招いて、版画講習会を実現させた。1936年(昭和11)、第1回日本版画協会賞を小野忠重とともに受賞し、同会会員となる。また同年、国画奨学賞を受賞した。1939年(昭和14)、静岡市役所を辞して静岡を離れ、翌年より南満州鉄道に勤務した。戦後は、紐版画や紙版画など多彩で自在な試みを展開した。2000年(平成12年)、島田市博物館で「栗山茂版画展」を開催した。2010年(平成22)、死去。
※「新日本百景」
1931年(昭和6)に設立された日本版画協会の事業として、1938年(昭和13)秋から1941年(昭和16)にかけて刊行された木版画のシリーズ。150部限定で、第1期は樺太から台湾に至る全50景、担当作家33名も決まり、毎月3景のペースで刊行が始まったが、第2期を待たず39点が完成された時点で終結した。

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