経歴 | 1954年(昭和29)、三重県に生まれる。1977年(昭和52)、BゼミSchooling Systemを修了。同年、初個展「饒舌な平面Vol.1」白樺画廊(東京)を開催。以後、個展を中心にコバヤシ画廊(銀座)などで発表する。主なグループ展には、「第13回今日の作家 絵画の豊かさ 展」(1977年、横浜市民ギャラリー)、「第1回 神奈川アート・アニュアル」(1987年、神奈川県民ホールギャラリー)、「もの派とポストもの派の展開―1969年以後の日本の美術」(1987年、西武美術館)、「ニュー・ジャパニーズ・スタイル・ペインティング―日本画材の可能性」(1988年、山口県立美術館)、「目黒名〈画〉座 追悼・諏訪直樹展―無限連鎖する絵画」(1991年、目黒区美術館)、「第27回今日の作家展 史としての現在」(1991年、横浜市民ギャラリー)、「ART IN JAPANESQUE―現代の「日本画」と「日本画」的イメージ」(1993年、O美術館)、「現代絵画の一断面―『日本画』を越えて」(1993年、東京都美術館)など。1990年9月15日、台風で増水した酒匂川(神奈川)でカヌー下りの途次、水難事故に遭遇し、突然の死去。1994年(平成6)に「諏訪直樹作品集」が出版される。2001年(平成13)には「没後十一年 諏訪直樹展」(三重県立美術館)が開催された。 |