| 経歴 | 1943年（昭和18）東京都足立区に生れる。独学で絵を描き始め、1963年(昭和38)より読売アンデパンダン展に出品し、注目される。 1975年（昭和50）、第3回山種美術館賞展に推薦出品。翌76年には从展に招待出品。1979年(昭和54)、明日への具象展に招待出品。1981年（昭和56）には次代への日本画展に出品となる。1984年(昭和59)より東京と京都の中堅実力派の日本画家たちが集結した研究グループ「横の会」に参加し、1993年までモノクロームによる異形の人間像を精力的に発表。一方、個展においても1985年(昭和60)彩鳳堂画廊で「堕ちる」展、1988年には同画廊で「指揮者」展、また池袋西武百貨店で「私の釈迦十大弟子」展などを開催。また同年には福島県立美術館での「日本画と現代-今を生き、そして描く」展に選抜出品している。1990年（平成2）、新潟市美術館での「日本画・現代の視角-その模索と実験」展に選抜出品。1993年には宮城県美術館での「異形のFigure-東北の3人展」に出品。練馬区立美術館では、1998年（平成10）開催の 「日本画-純粋と越境」展で紹介している。無所属の異色作家として現在も個展を中心に制作を続けている。 |
