/2

『郷土の偉人 木白さま物語』原画

法量(幅)㎜350
法量(高さ)㎜250
和暦昭和45年
西暦1970
主な材質
解説『郷土の偉人 木白さま物語』は、天保の飢饉で苦しむ人々を、私財を投げ打って救済し、後に木白祭神として祀られた醤油醸造家、初代茂木房五郎の逸話を子ども向けにまとめた本である。タウン誌『野田週刊』に昭和39年4月から6月にかけて10回にわたって連載され、昭和45年に冊子として刊行された。文章は郷土史家の市山五悠(盛雄)。挿絵は漫画家の下川凹天がつけた。妻を亡くし、身寄りの無くなった凹天は昭和38年より五代茂木房五郎の屋敷に引き取られ、住まいや食事の提供を受けていた。凹天が初代茂木房五郎を描いたのは、このことに対する茂木房五郎家への恩返しの意味もあったものと考えられる。

PageTop