洛北紅葉

だいめいらくほくこうよう
作者野崎華年 のざきかねん
作った年1910s
分野(ぶんや)郷土の美術
ざいりょう、ぎほう水彩・紙
たて×よこ×はばcm47.5 x 62.0
説明(せつめい)荷物をせおい、ゆるやかな山道を登っていく人の後ろすがたを、道の真ん中から見送っているような場面です。水彩(すいさい)絵具を使い、人もまわりの風景も、小さな点を置くような筆運びで、ところどころ重ねたり、少しずつ点をつなげるようにしてえがいています。道ぞいの山の斜面(しゃめん)に生えている木々は、みな右に少しかたむいていて、色づいた葉はまばらで枝ぶりが目立ちます。季節は秋の終わりのようです。
作者の野崎華年(のざきかねん)は、水彩画を得意としました。京都で洋画研究所を開いていた、浅井忠(あさいちゅう)という画家の下で学んだことがあります。題名にある「洛北(らくほく)」とは、京都の北という意味です。

*作った年の「1910s」は「1910年代(ねんだい)」という意味です。
一般向け作品情報http://jmapps.ne.jp/ncam/det.html?data_id=852

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