マルセル・シャンタルの肖像

だいめいまるせる・しゃんたるのしょうぞう
作者キスリング きすりんぐ
作った年1935
分野(ぶんや)エコール・ド・パリ
ざいりょう、ぎほう油彩・キャンヴァス
たて×よこ×はばcm116.0 x 81.0
説明(せつめい)黒いワンピースのような服を着た女の人が、イスにこしかけ、足をくんで、こちらを見つめています。かみは金色につやめき、すきとおるように白いはだをしています。服も、うしろのけしきも、暗い色でえがかれているので、白いはだがうかびあがるように見えます。りんとした目に、きゅっとむすばれた口もとを見ると、この人がもっている強いきもちがつたわってくるようです。

この人の名前は、マルセル・シャンタルといって、フランスで活やくした女優(じょゆう)です。洋服は黒一色、アクセサリーもつけていませんが、こちらを見つめる目の力や、せすじをのばしたポーズによって、心の強さや自信(じしん)が、よくあらわれています。
一般向け作品情報http://jmapps.ne.jp/ncam/det.html?data_id=5590

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