だいめいはな
作者人見弥 ひとみわたる
作った年before 1935
分野(ぶんや)郷土の美術
ざいりょう、ぎほう油彩・キャンヴァス
たて×よこ×はばcm60.5 x 50.0
説明(せつめい)かべとかべが交わるところにつくえが合わせて置かれています。その上にいろいろな花を活けた植物のつるで作った花入とぶどうの乗った青い布があります。かべに花を活けた花入れのかげができています。花は、バラやカーネーション、スイセンなどで、赤、黄、もも、白と色とりどりで、青白いかべやつくえ、茶色の花入れなどとくらべて目立っています。花はいろいろな方向に向いていて、丸くおくゆきを作っています。花入れには、ガラスか焼き物でできた水入れが入っていて、編んだ植物のつるの間からそれが見えています。輪になったつるの持ち手も花の上にえがかれています。ぶどうがあるのは、花入れが山ぶどうのつるの皮でできているからなのかもしれません。この絵を作った人は、花の美しさとともに花入れのかたちや材料のめずらしさについても伝えたかったのでしょう。

*作った年の「before 1935」は「1935年より前」という意味です。
一般向け作品情報http://jmapps.ne.jp/ncam/det.html?data_id=531

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