秩序

だいめいちつじょ
作者安井仲治 やすいなかじ
作った年1935 / 2004
分野(ぶんや)郷土の美術
ざいりょう、ぎほうゼラチンシルバープリント
たて×よこ×はばcm37.8(43.1) x 30.5(35,7)
説明(せつめい)写真にとる対象のことを被写体(ひしゃたい)と言います。この写真の被写体は、トタン板の切れはしです。大きくらせんをえがくリボンのようなもの、同じリボンでもひだをよせてあるもの、先のとがった不定形のものなど、さまざまな形のトタン板が折り重なっています。左下の方にしわになった新聞が写っていますが、被写体にかなり近づいて写真をとっているため、まわりの様子はよく分かりません。

光が当たる角度の具合で、トタン板の色が明るいグレーから黒に近いものまで何種類もあるように見えます。トタン板が見せる直線と曲線の組み合わせの面白さと、光と影が生む世界を、作者は見せたかったのかもしれません。
一般向け作品情報http://jmapps.ne.jp/ncam/det.html?data_id=4894

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