古事記より

だいめいこじきより
作者芥川(間所)紗織 あくたがわ(まどころ)さおり
作った年1957
分野(ぶんや)郷土の美術
ざいりょう、ぎほう染色・木綿
たて×よこ×はばcm172.0 x 660.0
説明(せつめい)絵が青色と赤色で大きくふたつに分かれています。青色と赤色のそれぞれに、口を大きく開けた生き物がひとつずついて、そのまわりにもふしぎな形をしたものがあります。みんなびっくりしているのか、地面に足がついていなくて、空を飛んでいるようです。

これは『古事記(こじき)』という日本で一番古い歴史の本に書かれているお話しを絵にしたものです。神話といって、神様が主人公になっています。弟のスサノオが姉のアマテラスに会いに行くと、姉は弟がせめてきたと思います。ふたりはうたがいを晴らすために、うらないをします。姉が弟の剣(つるぎ)を3つに折って口のなかでかんではくと、女の神様が3つ生まれます。弟が姉の勾玉(まがたま)をかんではくと、男の神様が5つ生まれました。勾玉は身につけるかざりです。新しい神様を見て、ふたりは仲直りします。だれも見たことがない神様のすがたを、この絵を作った人は空想して絵にえがいています。
一般向け作品情報http://jmapps.ne.jp/ncam/det.html?data_id=435

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