風景

だいめいふうけい
作者鬼頭甕二郎 きとうかめじろう
作った年1925
分野(ぶんや)郷土の美術
ざいりょう、ぎほう油彩・キャンヴァス
たて×よこ×はばcm60.0 x 73.0
説明(せつめい)この絵では、画面の手前に建物の大きなかげがあり、その向うにたくさんの葉をつけた大きな木が一本、建物のあいだに立っています。木の手前には道があり、太陽の光が明るく当たっています。木は太陽の光をあびて、建物のかべにかげを作っています。道のなかばにもかげがあり、人がひとり歩いています。道のおく、人の頭の上に空が見えていて、良い天気だと分かります。日なたと日かげの対比、かげの形のおもしろさ、地面に生える植物の色と建物や道の色との組み合わせが、この絵を作った人の心を引き付けたのでしょう。植物の緑色と建物と道のうすい茶色に、人の服の赤色と青色が加えられて、色使いが単調にならないようにしています。静かななかにも、人や日差しの動きが感じられる作品です。この絵はフランスで作られました。
一般向け作品情報http://jmapps.ne.jp/ncam/det.html?data_id=374

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