うぶごえ

だいめいうぶごえ
作者コンスタンティン・ブランクーシ こんすたんてぃん・ぶらんくーし
作った年1917 (1984)
分野(ぶんや)エコール・ド・パリ
ざいりょう、ぎほうブロンズ
たて×よこ×はばcm17.0 x 26.0 x 18.0
説明(せつめい)金色に光っているたまごのような形があります。ブロンズという金属(きんぞく)でできていて、鏡のようにピカピカにみがかれているので、よく見るとまわりの景色(けしき)がうつっています。右上がすこしかけていて、まん中が台形にへこんでいます。この作品が顔に見えた人はいませんか。題名(だいめい)の「うぶごえ」とは、赤ちゃんが生まれたときに、はじめて出す泣き声のことです。

この彫刻(ちょうこく)の作者は、ルーマニア生まれのブランクーシという人です。人間や動物を本物そっくりに作るのではなく、シンプルで丸っこい形に変えて、たくさんの彫刻を作りました。ブランクーシは友だちの赤ちゃんを見て、この作品を思いついたそうです。
もしこの作品の実物(じつぶつ)を美術館で見ることがあったら、この泣き顔をのぞきこんでみてください。きっとあなたの顔がうつって、作品の一部(いちぶ)になるはずです。
一般向け作品情報http://jmapps.ne.jp/ncam/det.html?data_id=3568

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